California Journal

９　兄クリスのアクション　（１）

９　兄クリスのアクション　（１）
１２月４日
本日、引越しの荷物を少々運び、夕食は魚やえび、お野菜とうどんを入れて、鍋を囲むことにしました。初めて使う、土鍋とポータブルコンロ！

そこへ、兄クリスから電話がかかってきました。これまで隠していたけれど、マムはクリスに夫とナデシコが引っ越してくることを告げました。

「家賃はもちろん、払うんだろうね。」

クリスが最初に言った言葉です。

「余計なお世話です。」と、マムは詳しい話はしなかったのですが、夫が弁護士の国家試験を終える２月末までは、光熱費、食費の折半だけでいいと言ってくれています。そんなことを言ったら、クリスは怒るに決まっています。でも貧しい二人はお金を入れるかわりに、肉体的にマムとダディーのサポートにベストを尽くすつもりです。

マムが孫二人はどうしているのかクリスに尋ねたところ、
「今忙しいから。」
と、そそくさと電話を切られてしまいました。

つづく。。。